建築 ポートフォリオ テンプレート — 設計料ページの数字を、いまの告示で

木造住宅を設計する一級建築士事務所へ。延べ面積と1時間あたりの人件費を入れると、令和6年国土交通省告示第8号の戸建住宅略算表で設計監理料が出ます。

平成31年告示第98号は2024年1月9日に廃止されました。サイトの設計料ページがまだ98号を根拠にしていたら、相談に来た施主が最初に読む数字の根拠が古いままです。

設計監理料(税抜)

¥4,594,800

告示の表別表第14
設計(総合+構造+設備)385人・時間
工事監理等(総合+構造+設備)162人・時間
標準業務人・時間 合計547人・時間
直接人件費¥2,188,000
直接経費+間接経費¥2,406,800
設計監理料(税込10%)¥5,054,280

表の100㎡と150㎡のあいだは直線で補っています(このツールの計算方法)。特別経費(出張旅費など)と技術料等経費は含みません。

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比較:Webflow Basicサイトプランは年払いで月$15=年$180(webflow.com/pricing、2026-09-25確認)。このサイト一式は一度払いで、Netlify・Vercel・GitHub Pagesなど無料のホスティングにも置けます。

サイト一式の使い方(Webflowの画面ではなく、ファイルで届きます)

  1. 圧縮ファイルを展開する。
  2. index.html をブラウザで開いて、記入済みの見本(架空の事務所「穂積環 建築設計室」)を確かめる。
  3. 文字・写真・色を書き換える。書き換える場所は <!-- EDIT: --> のコメントで示してあります。色は各 .html の一番上の :root{ --accent: … }。
  4. 好きなホスティングに置く(Netlify・Vercel・GitHub Pages は無料)。

Webflowのプロジェクトファイルではありません。Webflow Designerでの視覚編集はできず、文字とコードで直します。Webflowで作りたい人は、ページの構成と見出しの順番を見本として使えます(メニュー名は版や表示言語で変わります)。

計算の根拠

令和6年国土交通省告示第8号「建築士事務所の開設者がその業務に関して請求することのできる報酬の基準」(令和6年1月9日公布・施行)第四:直接人件費=別添三の標準業務人・時間 × 1時間あたり人件費、直接経費+間接経費=直接人件費 × 1.1(標準)。延べ面積が別添三の最小値(100㎡)を下回る、または最大値(300㎡)を上回る建築物は略算方法によることができません。人・時間は別表第13〜15の数字そのままです。

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略算のあと手元に要る、設計事務所サイト7ページ一式(7 HTML pages・README・画像枠)。設計料ページに別表第13〜15(3 tables)の100/150/200/300㎡の人・時間と算定式、作品一覧と作品詳細の型、家づくりの流れ、事務所概要、動く相談フォーム入り。月額なし・どこにでも置ける

お支払いは一度だけ、このツールのライセンスキーが1本。キーはお支払い直後に表示されます。

Webflow Basicサイトプラン $15/月(年払い・webflow.com/pricing 2026-09-25実測)=年$180。設計料の人・時間は令和6年国土交通省告示第8号 別表第13〜15(令和6年1月9日施行・告示第98号は廃止)

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計算例

このツールが実際に出した数字を一行ずつ。

建築 ポートフォリオ テンプレート — 設計監理料の略算

設計監理料は税抜¥4,594,800 — 日本で木造住宅を設計する一級建築士事務所が、延べ120㎡・別表第14・人件費4,000円/時を令和6年国土交通省告示第8号の略算に入れた結果です。

項目延べ120㎡・別表第14・人件費4,000円/時
設計(総合+構造+設備)385人・時間
工事監理等(総合+構造+設備)162人・時間
標準業務人・時間 合計547人・時間
直接人件費¥2,188,000
直接経費+間接経費(×1.1)¥2,406,800
設計監理料(税抜)¥4,594,800
設計監理料(税込10%)¥5,054,280

同じ別表第14で延べ80㎡を入れると、答えは「略算の対象外」です。

住宅を設計する小さな一級建築士事務所がサイトを作るとき、いちばん手が止まるのは作品写真ではなく設計料のページです。相談に来る施主は、間取りの話の前に「設計料はいくらか」を知りたがります。そして多くの事務所サイトは、その根拠に平成31年国土交通省告示第98号を挙げています。ところが告示第98号は、令和6年国土交通省告示第8号によって廃止されました。告示第8号は令和6年1月9日に公布され、公布の日から施行されています。設計料ページの根拠が98号のままだと、施主が最初に読む数字の出どころが古いままになります。

告示第8号の考え方は、業務報酬を業務経費と技術料等経費で組み立てる実費加算方法です。業務経費は直接人件費・特別経費・直接経費・間接経費の合計です。ただし一件ごとに経費を積み上げるのは大変なので、告示の第四に略算方法があります。直接人件費は、別添三の標準業務人・時間に、1時間あたりの人件費を掛けて出します。直接経費と間接経費の合計は、直接人件費に1.1を標準とする倍数を掛けて出します。つまり、特別経費と技術料等経費を除けば、設計監理料は「人・時間 × 単価 × 2.1」で見積もれます。

戸建住宅の人・時間は三つの表に分かれています。別表第13は詳細設計と構造計算を必要とする戸建住宅、別表第14は詳細設計を必要とする戸建住宅、別表第15はその他の戸建住宅です。それぞれ100㎡・150㎡・200㎡・300㎡の四つの面積について、設計と工事監理等の人・時間が、総合・構造・設備に分けて載っています。

実際に足し上げると、次のようになります。別表第14で延べ100㎡なら、設計は総合210・構造71・設備57で338人・時間、工事監理等は総合100・構造25・設備24で149人・時間です。150㎡なら設計455人・時間、工事監理等182人・時間。構造計算を伴う別表第13では、同じ150㎡でも設計が545人・時間に増えます。別表第15の150㎡は設計247人・時間、工事監理等141人・時間です。同じ面積でも、どの表を使うかで人・時間は倍近く変わります。

では延べ120㎡の木造住宅を、別表第14で見積もるとどうなるか。表には100㎡と150㎡しかないので、このツールでは二つのあいだを直線で補います。設計は385人・時間、工事監理等は162人・時間、合計547人・時間です。1時間あたりの人件費を4,000円とする入力例では、直接人件費が¥2,188,000、直接経費と間接経費が¥2,406,800、設計監理料は税抜で¥4,594,800、消費税10%込みで¥5,054,280になります。単価は告示が決めていない数字なので、自分の事務所の単価を入れてください。単価を4,500円にすると税抜は¥5,169,150に変わります。

もう一つ、見落としやすい点があります。告示の第四には、別添三に掲げる床面積の最小値を下回る建築物、最大値を上回る建築物は略算方法によることができない、というただし書があります。戸建住宅の表は100㎡から300㎡なので、延べ80㎡の小さな家や、延べ320㎡の大きな家には略算表がそのまま使えません。表の外側に線を延ばして数字を出すのは、告示の略算ではありません。このツールでは、範囲の外の面積を入れると「略算の対象外」と表示し、業務内容から個別に積み上げるよう促します。

店舗併用住宅のように二つ以上の用途をもつ建物はどうでしょう。告示第四の第2項は、別添二の類型の複数に当たる建物の直接人件費について、各用途の部分の床面積の合計その他の事情を考慮して、略算に準ずる方法で算定できるとしています。住宅部分は戸建住宅の表で、店舗部分は別の類型の表で考える、という分け方になります。この場合は一つの表に面積を入れるだけでは済まないので、サイトの設計料ページにも「用途が混在する建物は個別にお見積もりします」と書いておくと、相談の入口で誤解が生まれません。

略算表の数字は、そのまま使う場合ばかりではありません。告示第四の第3項は、標準業務内容のうち一部の業務だけを行う場合、行わない業務に対応する人・時間を標準業務人・時間から削って算定するとしています。たとえば工事監理だけを頼まれたなら、表の工事監理等の欄だけを使います。別表第14の150㎡なら、工事監理等は総合120・構造30・設備32で182人・時間です。反対に第4項は、別添四に掲げるような標準業務に含まれない追加の業務を行う場合、その業務に対応した人・時間を付け加えるとしています。第5項は、直接経費と間接経費が通常と著しく異なる場合に、1.1という倍数を調整して算定するとしています。このツールで倍率の欄を書き換えられるようにしているのはそのためです。

表の中身にも目を通しておくと、施主への説明が楽になります。人・時間は総合・構造・設備の三つに分かれていて、別表第15の100㎡では設計の総合が130、構造が35、設備が17です。これが別表第14では総合210・構造71・設備57になり、別表第13では総合260・構造87・設備57になります。詳細設計や構造計算が加わると、意匠だけでなく構造の人・時間が大きく増えることが、表から読み取れます。施主に「なぜこの家は設計料が高いのか」と聞かれたとき、どの表を使ったかを示せば説明の筋が通ります。

なお、略算で出るのは業務経費のうち直接人件費と直接経費・間接経費の部分です。出張旅費などの特別経費や、事務所の経験や技術力の対価である技術料等経費は別に加わります。このツールの数字は、その手前までの目安として使ってください。

ここまでの計算は、ブラウザで無料で使えます。別表・延べ面積・人件費単価・経費倍率の四つを入れれば、その場で人・時間と設計監理料が出ます。何度でも計算でき、答えを隠すことはしません。

作品の載せ方にも一節を割いています。施主の許可を得た作品だけを載せること、住所は町名までにとどめること、写真家に依頼した竣工写真の掲載は撮影の依頼時に取り決めておくこと。独立したばかりの建築士がサイトを公開する前に確かめておきたい点です。

ファイルは自己完結で、外部のフォントもスクリプトも読み込みません。Netlify、Vercel、GitHub Pagesなどの無料ホスティングにフォルダごと置けば公開できます。Webflow Basicサイトプランは年払いで月$15、年$180でした(2026-09-25に公式料金ページで確認)。一方でWebflowのデザイナー画面のような視覚編集はできず、文字とコードで直す必要があります。書き換える場所はHTMLの中のEDITコメントで示してあり、色は各ページ冒頭の:rootの四つの変数で変わります。

設計料ページの数字を、いまの告示に合わせる。まずは自分の面積と単価で、略算を一度計算してみてください。

お金がかかるのは、その数字を載せる場所です。サイト一式は7ページのHTMLです。トップ、作品一覧、作品詳細、設計料、家づくりの流れ、事務所概要、相談フォーム。架空の事務所「穂積環 建築設計室」の文章で全ページが埋まっているので、空欄の多いひな形ではなく、自分の言葉に置き換えていく見本として使えます。設計料ページには別表第13から第15までの人・時間と算定式、延べ120㎡の見積もり例、よくある質問が入っています。作品一覧には延べ面積と構造つきで6件の作品が並び、作品詳細には敷地と要望、設計で決めたこと、工事監理で確かめたことの順に書く型があります。

15秒 — 実際に何をするか

よくある質問

何ができますか?

住宅を設計する建築士事務所のポートフォリオサイトを、7ページのHTML(7 HTML pages)で受け取れます。トップ・作品一覧・作品詳細・設計料・家づくりの流れ・事務所概要・相談フォームの7ページで、設計料ページは令和6年国土交通省告示第8号の別表第13〜15(3 tables)の人・時間で作られています。

誰のためのものですか?

木造住宅を設計する、独立して数年までの小さな一級建築士事務所の建築士です。作品を載せるサイトがまだない人、設計料の根拠を廃止された告示第98号のまま書いている人、Webflowなどの月額を払い続けたくない人に向けています。

無料のサービスやAIではだめですか?

無料の作成サービスは月額やドメインに縛られ、設計料ページの中身は自分で調べるしかありません。AIに書かせると、2024年1月9日に廃止された告示第98号を根拠に挙げがちです。このテンプレートは告示第8号の略算表の数字をそのまま載せています。

無料で何が使えますか?

ブラウザ上の設計・監理料の略算は無料です。別表・延べ面積・1時間あたりの人件費・経費倍率(4 inputs)を入れると、設計と工事監理の人・時間と設計監理料(税抜・税込)が出ます。100㎡未満と300㎡超は告示どおり対象外と表示します。お金がかかるのは7ページのサイト一式を手元に置くことです。

ほかの方法と比べて費用は?

Webflow Basicサイトプランは年払いで月$15、年$180です(2026-09-25時点の公式料金ページ)。このテンプレートは$49の一度払いで、月額はありません。Netlify・Vercel・GitHub Pagesなどの無料ホスティングにも置けます。Webflowの画面での視覚編集はできず、文字とコードで直します。

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